■ 肺がんCT検診施設認定資格の積極的な取得について
特定非営利活動法人 肺がんCT検診認定機構 代表理事 小林 健
拝啓 時下ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
特定非営利法人 肺がんCT検診認定機構(当機構)におきましては、検診の手法・精度の標準化を図り、実効性のある低線量肺がんCT検診を広めることを目的とする、施設認定制度を2018年4月より発足し、本年4月末現在、59施設を認定するに至っています。
しかしながら、全く十分な認定数とは言えません。
貴施設におかれましては、低線量CT肺がん検診に従前から積極的に取り組んでこられましたので、是非とも認定施設の資格を積極的に取得していただけますようご案内させていただきます。
先般改定された肺がん検診ガイドライン2022(肺癌学会)におきましては、重喫煙者に対する低線量胸部CTを用いた肺がん検診(低線量肺がんCT検診)は、死亡率減少効果を示す証拠があることから実施を勧められるとし、グレードAに格上げされました。
これに伴い、日本においても低線量肺がんCT検診は、より身近な肺がん検診として一般に認知され、従前の胸部X線検査から徐々に移行していくことが予想されます。
ぜひ、当機構の認定施設として応募してくださいますようお願いを申し上げます。
なお、応募される場合は、当機構ホームページの「施設認定申請申込フォーム」より、お申し込みください。
最後になりましたが、貴施設の益々のご発展を心から祈念いたしております。
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